CloudWatch EventsがEC2 Systems Managerのパラメータストアに対応しました
こんにちは、菊池です。
表題の通り、CloudWatch Eventのイベントソースに、パラメータストアが設定可能になりました。
パラメータストアの変更をトリガに通知が可能です。
試してみた
実際に設定してみました。
パラメータストアの変更が行われると、CloudWatch EventsからSNSをトリガーし、メールを送信します。
- ターゲットとなるSNSトピックの作成
- CloudWatch Eventsのルールを作成
という手順で実施です。
1. SNSトピックの作成
SNSのメニューからトピックを作成します。
トピック名と表示名を設定。
トピックが作成できたら、通知先のメールアドレスを設定しますので、サブスクリプションを作成します。
プロトコルに[Email]、エンドポイントに通知先メールアドレスを入力します。
設定した通知先に確認のメールが送付されますので、リンクをクリックして承認しましょう。
2. CloudWatch Eventsの設定
CloudWatch Eventsのサービスから、[ルールの作成]に進みます。
イベントソースとターゲットの設定です。
- イベントソース
- サービス名:EC2 Simple Systems Manager (SSM)
- イベントタイプ:Parameter Store
- ターゲット
- SNSトピック
- トピックは1.で作成したものを選択
ルールの名前を設定します。
通知を試してみる
作成できたら実際に通知を試してみます。こちらの記事で作成たパラメータの値を変更してみました。
値を変更し、保存します。
無事、以下のようなメールが届きました!
メール本文だけだとわかりにくいかもしれませんので、以前紹介した、Input Transformerで変換するのもいいかと思います。
最後に
小ネタですが、パラメータストアのアップデートを紹介しました。
今回は、SNSで試しましたが、Lambdaなど他のターゲットにも対応しています。CloudWatch Eventsを使うことで、色々なオペレーションの自動化に応用できそうです。